布里用水の隧道掘削跡

明治に掘られた水路隧道の掘削跡。

 

 

(重要)画像が表示されなくなったので一部内容を変更してこちらに移行しました。

 

2020 2/15いきなりですが...ありました。

この看板が見つからなくて辺りをうろうろしていました(-_-)

布里用水(掘削跡)

明治十四年、太田、城田、北川、筒井の四氏がお金を出し、村人も協力して布里用水の開発に乗り出しました。

巴川→丸瀬→神田貝津→西向→長畑→藩口の順に作る計画でしたが、なかなかはかどりませんでした。長さが五Kmもあるのに高低差が一mしかないことと岩場が多かったことがその原因でした。特に長畑では、岩盤に、六mのトンネルを掘ったところで作業が完全に中断してしまいました。岩肌を焼いて水をかけてもろくしても、石のみではびくともしませんでした。そこで、しかたなく川沿いに溝を掘り進むしかありませんでした。こうした苦労を重ね、とうとう明治十八年完成しました。以来、布里にも水田が増え、豊かな村になりました。

そんな、"隧道がある"なんて言われたら、行きたくなっちゃうじゃないか~。

ここに看板があるということは、この近くに"それ"があるということでいいんだよね?

看板の脇の斜面を登ります。

誰かが登った形跡がありますね...やっぱり、この先に隧道が?

斜面を登り、平坦になりました。

...ありました。

思っていたよりもすぐに見つかった。

隧道の前には、

水路が通っています。今は使われていないようですが。

ちょっと覗いてみます。

フラーッシュ!

...怖い。

懐中電灯を持ってくるのを忘れたので、バイクの所まで取りに戻ります。

 

入口が狭くなっているので、しゃがんで恐る恐る入りました。

中に入ると立てるほどの大きさです。

素掘りの、こんな小さな隧道に入るのは初めてなので、緊張してます...。

壁面の一部が金色に反射していました。

金かと思いましたが、違うんでしょうね(^-^;

振り返る。

まだ全然進んでない。

足元を見ると...手の形の跡が。しかも、小さい。(左に写っているのがブーツ)

怖い怖い怖い...

何の動物の足跡でしょうか?...。

こっちには蜘蛛の死骸がΣ(゚д゚lll)

と、思いましたが、ただの抜け殻でしょうね...。どちらにしても、怖い...。

 

小さな手の形の跡(足跡)と、蜘蛛の死骸(抜け殻)。奥にはきっとボスが...。

かなり恐怖を感じていると(←マジです)隧道の終わりが見えてきました。

「やっと終わった...」という気持ちが強く、掘削地点を観察するのを忘れてしまいました💦

フラッシュで。

素人目には岩の種類も分からないので、硬いかどうかも分からず。

 

帰りは動画を撮りながら急いで隧道を出ました。