国道257号 小松橋

寒狭川に架かる昭和5年竣功(その後改築)のポニートラス橋。

 

(重要)画像が表示されなくなったので一部内容を変更してこちらに移行しました。

 

34.990580,137.533407

[周辺図]

2020 2/15

橋の右岸にバイクを止めます。

正面から。

交通量が少ないのでこうした写真が撮れるんですよね~。

1つ北の谷にある県道32号の方が広くて早く北に行けるから、こっちを通る車は少ないんです。

国道なのに県道に負けてます。

この欄干の端の親柱も、寒狭橋と同じようにちょっとした装飾があっておしゃれです。

小松橋。

そうそう、ここは257と420の重複区間です。

銘板が付いている方の親柱。

欄干の端にある親柱よりも太くてしっかりしています。

そして、親柱の上は半球になっています。

銘板。

読めませんが、"こまつはし"とまた変体仮名で書かれているんでしょう。

右側の親柱の銘板には寒狭川

豊川じゃなくて、寒狭川。

ニートラスです。

この近辺だと珍しいかな?

この部材の接合されているところが「格点」という名前で、接合されているプレートの事を「ガセットプレート」と呼ぶ、と...。(調べました)

 

ということは、五月橋(国道25号)で"先生"が教えてくれた「ポニートラスの端の、力を逃がすために丸くなっているプレート」はガセットプレートという名前だったのか...。

 

トラス橋を見れば見るほど、色々な部分の正しい名称を知れて面白い。

上流には採石場があります。

下流側。

中央の橋脚の真上。

対岸に着きました。

左岸の親柱。

銘板に書かれている橋名が...消えてます。

愛知県内の橋には大きな橋名プレートがあるので安心ですね。

変体仮名だけだったら橋名は分からなかったかもしれません(-_-)

そしてもう一方の親柱の銘板、

大事な数字が消えてるー!

昭(和)xxx月改築...。

 

またまた土木学会橋梁史年表で調べてみると、1930年=昭和5年竣功のようです。だとすると、下流にある寒狭橋と同じですね。

ただ、寒狭橋もこの小松橋も改築されているようですが、トラス部分を改築したかどうかは分かりません。

!!

このポニートラス、五月橋のポニートラスと同じように外側にもトラスがある。(名前が分からない)

情報量が多い。

 

他にも写真を撮りましたが...以上です。